成年後見制度利用に向けた取り組み

あお空では、入所利用者のご家族、ごきょうだいへ毎年、成年後見制度利用の概要の情報提供を行っています。

さて成年後見制度は、財産管理、身上監護といった業務を通じて、障害のある方の権利を法律的に守るための役割として機能しています。選任された成年後見人は、被後見人に関する法律行為を行いますが、一方で親きょうだいの代わりになって、本人の身の回りの介護をしたり、通院付き添いや日用品の購入をしたりする事実行為は行えません。

要するに、後見人は、親の代わり、ごきょうだいの代わりの介護者ではなく、あくまでも本人に不利益が生じないよう、権利を擁護するための役割を担っていきます。

あお空の入所利用者65歳以上の方が、約4分の1以上を占めている状況のなか、成年後見制度利用に向けた情報提供は、「知らない人」「分からない人」を取りこぼさないためにも重要になります。

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障害者支援施設あお空

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担当 林田雅文

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