【ケアマネジメント実践集】（あお空）

～課題に取り組める要件を整理する～

他利用者に頻繁な干渉をするAさん。日中活動の参加を促してみると、スカットボール（簡易的なパターゴルフゲーム）を少人数でワイワイガヤガヤ取り組んている間は、他者を気に留めないものの、創作やブロック遊びになると、間が持たず、すぐに干渉が始まります。

それならばと、ひとり遊びのコンテンツの創出をし、「おひとりさま時間の拡充」をどう調達していくか色々試したところ、文字合わせや色合わせ、一桁の足し算は一定時間、取り組めることが分かりました。ポイントは、思考を要する作業負荷と達成感の構造化（見て終わりが分かる）でした。

今では、「おひとりさま時間」の担保が着実にできています。

——————-

■あお空季刊広報紙ひこうきぐも令和5年度冬号より

■あお空ケアマネジメント実践集とは

大変な毎日だけが切り取られて、ステレオタイプの情報として発信される福祉のネガティブな見え方を打破するため、「スタッフがクリエイティブに考えた支援のプロセスや成果、失敗談を社会にアウトリーチしていくこと」を目的にまとめたものです。

——————–

◉事業の利用や見学のお問い合わせはコチラ↓

障害者支援施設あお空

（施設入所.ショートステイ）

☎︎ 0865-42-6306

✉︎ aozora71@mx1.kcv.jp

担当林田雅文

———————

◉あお空Instagram↓

◉あお空Facebook↓