あお空
活動

「分かっているだろう支援の罠」(ケアマネジメント実践集)

〜分かっているだろうの支援の罠~
 (ケアマネジメント実践集)

話し言葉で、挨拶などの普段のコミュニケーションをとるAさん。周囲にいる人たちは、同等に「言葉の理解」、すなわち支援者の説明や助言を理解しているものと思っていましたが、支援のプロセスや成果を踏まえると、どうも伝わりきれていない様子がうかがえました。
そこで、自閉症の方専用の評価テストを実施し、言葉の理解レベル、必要な手掛かりをチェックしたところ、「言葉を聴いて理解することは苦手である」ことが分かりました。
そして、理解を補うためには、視覚認知を補完する支援が必要との判断に至りました。
コミュニケーションの表出と理解の程度は、ふぞろいです。個別の評価をもとに、支援の種類を立て直していくプロセスは、重要になります。
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■あお空季刊広報紙ひこうきぐも令和5年度冬号より
■あお空ケアマネジメント実践集とは
大変な毎日だけが切り取られて、ステレオタイプの情報として発信される福祉のネガティブな見え方を打破するため、「スタッフがクリエイティブに考えた支援のプロセスや成果、失敗談を社会にアウトリーチしていくこと」を目的にまとめたものです。
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担当 林田雅文
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